Works1998

`MOMONGA`
ポストカードと写真展

 最初は10メートルぐらいの距離から撮影,でも目が赤くなりなかなか撮れない。ストロボの数を増やして撮影を開始。近づくと少しでも動くとすぐ飛んでいってしまう冬になり雪が降り始める。雪が降ってもモモンガは夕方暗くなるころ顔をのぞかせ出かけていく。

2匹だったのに、ある日3匹になり,4匹,5匹に増えていく。冬の気温は夕方にマイナス10度を越えている。モモンガは寒くないのかな?

2月末になり,オスのモモンガが「ズイズイ」 と鳴き始め,頻繁にメスのいる木に頻繁に来るようになる。3月中ずっと雄が森の中で「ズイズイ」と鳴いていた。


4月になり雪が解け、緑が見え始めるころ。
雌は2時間ごとに巣に戻って来るようになる。
5月は間隔が短くなり,30分ほどで巣に戻り,1時間いてからまた出掛ける
6月中旬巣から小さな顔がのぞいた。モモンガの子供だ。顔をのぞかせすぐ引っこめる。

その日は姿を現さなかったが何匹かいる模様,次の日、出てきた姿は親と同じだが小さい。
巣の周りをウロウロしている。3匹出てきたが,もう1匹巣の中にいる,全部で4匹。
次の日は全部出てきて枝の上のほうにまで,動くようになった。親は餌を食べに行っていない。子供たちは自分たちで動き回っている。

6月の末には,もう飛べるようになった・・・
夏になりだんだん大きくなりもう大人と変わらない,兄弟仲良く暮らしているみたい


モモンガポストカードと写真展開催

モモンガの撮影を始めて約一年。子育てを見届け、フィルムを見直し、8枚組のポストカードを制作し、地元のギャラリーを借りて写真展を開催した。地元でもモモンガはあまり知られていなくて、上々の反応を得る事ができた。

モモンガ撮影2年目

11月になり,モモンガたちの近くに寄れるようになってきた。
距離が5メートルを切るようになってきた。ある日飛んでいった先を追いかけていくと,餌を持って下りてくるテーブルになっている枝を見つけた。その下には食べかすが散らかっている,待っていると餌を持って下りてきて、ポーズを取るようになってきた。視線を向けたところでシャッターを切る。

今年は11月に入って,雪が早く積もった,マイナス10度を切る日も早くやってきた
ある日,巣からなんと6匹が次から次へと出てきて,木にモモンガがなっている
圧巻だ,前足を組んでポーズをとっている
まだまだモモンガの撮影は続く

LinkIconモモンガ調査、撮影お任せ下さい。